子供がむしにハマったら

虫にハマりすぎた長男とその家族の日々。

なかなか。

年末も目前、そろそろ年末年始の準備をしなければなりません。本気で。

 

ところで皆さん、来年のカレンダーはもう入手済でしょうか。我が家では毎年、子供たちの写真を使ったオリジナルカレンダーを作成するのですが、それはそれとして、もうひとつ予定書き込み用に犬とか猫とかのカレンダーも使用しております。

が。

来年はやっぱり虫のカレンダー…と言いかけるとタラコさんに「そんなんいやや」と一蹴されました。ですよね、やっぱり。私も嫌ですが。でも考えてしまうじゃないですか。

 

うちの会社の取引先で、いつも変なものをテーマにカレンダーを作成している会社があって(1本だけ毎年くれる)、いつぞやはキノコカレンダー、いつぞやは苔カレンダーというところがあるんですが、来年は虫だったりしないかな…と密かに期待しております。頼みますよD社さん!

 

雀蜂

先日リンと本屋へ行きました。

と言っても、姪の誕生日プレゼントを買いに行ったので、リンには何も買わないよーと言い聞かせていました。

が。

何故か文庫本の前で立ち止まっています。

平積みではないのですが、表紙が見えるように棚に置かれた一冊の本に釘付けになっているのです。嫌な予感、と思った瞬間、「スズメバチや!オオスズメバチかな!?」と目をキラキラさせながらその本を持ってきました。

 

確かに本の表紙にはスズメバチが何匹も飛んでいる絵が書いてあり、そのタイトルも「雀蜂」となっています。

 

でもこの本は少し前に新聞の書評で読んだことがある、ミステリーか何かではなかったか。帯には一度雀蜂に刺されたことのある男性がもう一度刺されたら死ぬかもしれないということで雀蜂と格闘する話のように書いてあるけれど…。

 

いずれにせよ4歳児に読んであげられる本ではありません。が、本人、買う気満々です。いや、すごく長いよ!オズの魔法使いどころじゃないよ?夜寝る前に全部読むとか無理だよ?というか大人向けの難しい本だよ?と考え付く限りの理由を伝えて断念させようと試みましたが、無駄でした。

本来、ここで折れて何も買わないと約束した日に本を買ってあげるのは良くないとわかってはいるのですが、まぁ本だし、しかも活字だし、虫関係だし、と甘くなる理由もあったりして、最悪そのうち本の存在を忘れてくれることを祈って、買ってあげることにしました。

 

その日は一日中その本を手放しませんでした。

夜、10ページだけ、という約束で読んであげましたが、案の定言葉が難しすぎるのと、子供向けの本のように抑揚をつけて読む類の本ではないので口調が単調になり、しかも最初のうちはハチがまったく出てきませんので、「スズメバチは?まだ出てこーへんの?」と、つまりは物語などどうでもいいらしいです。

というわけで、長々と暗いモノローグはすっ飛ばされて、スズメバチが出てきてひーってところまで読んであげました。

 

さて、こっそり全部読破して申し上げますが、ごめん、この本は今リンに読んであげられないわ…。残念ながら挿絵も全くないし、話としては難しすぎるし要約するにしてもちょっと無理。どうしても読んでほしいとなると、勝手にでっち上げた話にするしかない。まぁ高校生…大学生?くらいになってから、あれ?この本こんな話だっけ?昔読んでもらった話と全然ちゃうやん、とかなればいいよ。作者さんごめんなさい。

 

とんだ困った虫好き君なのでした。

なんかそれらしい適当な話作らないと、アドリブだと二回目読めって言われた時困るし^^;

春待つ日々

職場復帰して約1ヶ月、やっと何もイベントのない週末がきました。

気付いたらもう今日から12月なんですね。ほわー、年末年始を迎える準備が何一つ進んでません>< もう虫の手でもいいから借りたい気分です!ゴ以外。(現実逃避…)

 

冬到来かという程に寒くなってきて、さすがにリンも虫がほとんど見当たらないことに気付いたのか、虫取り虫取り言わなくなりました。

代わりに私が買ってきた虫のシールを所狭しと落書き帳に貼って遊んだり、新たに入手したアイテム「双眼鏡」を肌身離さず持ってあらゆるものを拡大して見たりしながら、来る春を待ち望んでおります。

そんな彼の最近の口癖は「大きくなったら昆虫博士になる」です。おーなってくれ。博士になってマレーシアに行くといいよ。ところで冬のない国では虫達の一生ってどんな感じなんでしょうね。今度調べてみよう。

 

ショウは未だ一人立ちの気配も見せず、元気にはいはいして家中移動してまわっております。リンも歩くの遅かったけど、ショウもどうやら同じ経過を辿るらしい。ま、いいけどね。食事だけは一人前で、モリモリ食べます。はらぺこあおむしも真っ青な食べっぷり。タラコにフードファイターでも目指してんのかと言われてました^^;

 

昆虫博士とフードファイターじゃあ宇宙兄弟は遠いな…。

日々試行錯誤

子供を自分の思い通りにコントロールしようなんて思わない方がいい。

わかっちゃいるんですが、こちらも仕事を始めるとタイムスケジュールというのがありまして、そうそうのんびり子供につきあっていられないわけです。とりわけ朝は。

 

そんなわけでここ二週間足らず、朝からわーわーやっている我が家であります。虫どころの騒ぎではない。

 

と言いつつ、ちゃんとカブトムシの幼虫に霧吹きで水をあげてますよー。

 

夢にまで見るらしい

今日保育園のお昼寝の時、おじいちゃんと○○公園に行く夢見てん、とリンが言ってました。公園で蝶とか捕る夢を見たそうです。この話を聞いておじいちゃん(義父)も大層喜んでおりました^^

 

しかしまぁ、そこまで虫取りしたいのか、飢えてるのか…ホロリ…と思わず切なくならずにはいられません^^;

 

涼しくなった+私の職場復帰という二大要素のため、ここ2、3週間満足に虫取りもしていないので、きっと夢に見るほど網を振り回したくてたまらないのでしょう。

うーん、それにしても冬場は厳しいなぁ…><

 

早く暖かくなって、せめて土日は思う存分公園で虫取りさせてやりたいです!

マレーシアに行きたい

リンの口癖です。

行って来い、いくらでも。と軽く言えるほどの距離でも歳でもなく、マレーシアね…飛行機乗らな行かれへんで。飛行機乗りたい。という無意味なやり取りをしながら話をそらす私です。

 

なぜマレーシアなのか。それは昆虫図鑑に付録でついていたDVDのカブトムシVSクワガタムシに出てくる虫たちがマレー半島の虫たちだから…。罪なDVD…。

アトラスオオカブトだのコーカサスオオカブトだのディディエールシカクワガタだのパリ―フタマタクワガタだの、を捕まえたいんだそうです。

 

大人になったら昆虫博士になって研究でマレーシアとかばんばん行くがいいよ。

 

でもタラコいわく「昆虫博士とか儲からなさそう…」

 

いいじゃないか。営業マンとかよりリンには向いてそう^^;

秋の夜長はやっぱり読書

なのに、リンが読んで―と持ってくるのは「トンボのすべて」。がくり。なんていうか、物語とかにしませんか?こんな解説書読んで楽しいのか君は。でも何か夏になったら川に行ってこのトンボ捕るんだとか勝手な計画を立てているみたいです。

 

誤解のないように書いておくとリンはもちろん物語も好きで、いろいろ読んでほしいと言います。最近飛び出す絵本のオズの魔法使いがお気に入りなんですが、これ長すぎて夜寝る前に読んでたら小1時間くらいかかってしまうので夜は禁止になっていたりします。

 

あとは保育園から10匹のかえるシリーズ(作中の絵の中に出てくる虫を発見するのが大得意)とかバムとケロシリーズとか借りてきて読んだりしてます。定番のぐりとぐら、がらがらどんとかおおきなかぶとかも。

そういえば先日行きつけ(?)の耳鼻科にバムとケロの人形が置いてあってびっくりしました。そんなのあるんだ。

 

あと、リンのお気に入り本の中に、小学館から出ている乳幼児向け月刊誌(?)ベビーブックがあります。でもこれも物語調じゃないので、タラコさんは読んであげるの苦手みたいです。

って、ベビーブック買い与えたの君だよタラコくん、責任取りたまえ。私は読んでるよ…。

 

そんなベビーブックの中でも7月号あたりの「夏の生き物みーつけた」が大好きなのだから、やっぱり彼の食指はそのあたりに動くんだなぁと再確認する母なのでした。